書籍概要

マーケティング・サイエンスとは、決して単なる難解な数量的モデルを意味するものではない。
それは、マーケティングに関するマネジリアルな意思決定の発想を豊にすると同時にその精度を上げるために、 客観的なデータと論理に基づいて市場を捉えるための基本的な考え方や具体的方法を探究するものである。
本書は、マーケティング・サイエンスについて書かれた入門書である。
大学の学部レベルのマーケティングの授業を念頭に書かれているが、ビジネス・スクールも含めた大学院のテキストとしても 利用できるであろうし、ビジネス・プランの作成に迫られているビジネスマンにも十分役に立つのではないかと考えている。
『マーケティング・サイエンス入門』(有斐閣) 著者巻頭言