因子分析は、観測された変数から直接観測できない潜在因子を見出し、潜在因子と観測された変数との関係を明らかにする方法です。

因子分析を実行するといろいろな指標が アウトプットされますが、その中でも重要なものの1つが因子負荷量です。因子負荷量は、潜在因子と観測された変数との相関係数であり、−1から1までの値をとります。

因子負荷量が因子と項目との結びつきの強さを表すのに対し、因子得点は調査対象（今回の例では各被験者のそれぞれのビールに対する評価）と因子との結びつきの強さを表します。

それぞれの因子を軸とし、因子得点をプロットするすることで、知覚マップを描くことができます。