バース・モデル
エクセルのファイルの使い方
- Webエクササイズ用のエクセルのファイルをダウンロードして、自由に動かしてみてください(下記解説参照)。
- パラメータの推定は、エクセルのアドインのソルバーで行っています。メニュー画面のツール→アドイン→ソルバーをチェックすると、ソルバーが使えるようになります。
- エクセルやソルバーの使い方は、マニュアルや市販の本を参考にしてください。
エクセル上のモデルの解説
- バースモデルで利用するデータは、採用率データのシートにあるようなものです。この例は、インターネットの普及のデータです。
- バースモデル・パラメータの推定のシートを見てください。青色でハイライトされた部分は、採用率データのシートの数値と同じものです。
- 黄色でハイライトされた部分が推定するパラメータとその制約条件です。この例では、採用率ということで上限は100%ですが、制約条件(たとえば、上限として乗用車の免許の保有率などを参考にして)を設定することが出来ます。
- 推定パラメータは市場規模と、イミテーション率、イノベーション率の3つです。
- 推定パラメータの下の部分のセルには、バースモデルがグラフとして見えるように、式がかかれています。確認してみてください。
- ピンク色でハイライトされた部分の、イミテーション率、イノベーション率にいろいろな値(0から1)を入れて、グラフがどのように動くか確かめてください。
- パラメータの値を動かすと、グラフが動くことが確認できたと思います。この累積採用者の推定値と観測されたデータの差が、少しでも小さくなるようにパラメータを決めてやればよいことがわかると思います。
- そこで、推定値と観測値の差をとって、二乗して加えたものが、ソルバーの目的関数(セル)になります。
- ソルバーを使って、最適値を求めてください。観測値と推定値がどの程度一致していることをグラフから確かめることが出来ます。